今回は教育訓練支援金の日額について例題を用いて解説していきます。
もくじ
教育訓練支援給付金の日額
まずは給付金の日額について概要を解説します。
給付金の日額について
離職される直前の6ヵ月間に支払われた賃金額から算出された基本手当の日額に相当する額の80%になる。
基本手当についても補足で解説します。
基本手当について
失業給付金と言うと分かると思います。(用語的には基本手当と呼ぶそうです。僕も最初は?になりました)
基本手当(失業給付金)の日額について
離職直前の6ヵ月間に支払われた賃金の合計金を180で割った金額(賃金日額)のおよそ80~50%になる。
※基本手当には上限があるので注意
メモ
基本手当の日額は『毎月勤労統計』の結果に基づき、毎年8月1日に改定
例題でも解説していきます。
【例題】
基本手当(失業給付金)日額:6000円 給付率:80%
6000(円)×0.8=4800(円/日)
上記のような計算になります。
最初は失業給付金と同等で貰えるのかなと思っていましたがよく内容を確認したら違いましたので注意しましょう。
また日額金にも上限がありますので解説していきます。
基本手当の日額:年齢別
基本手当の日額には年齢によって分けられていますので解説します。
離職時の年齢が30歳未満の方
内訳は賃金日額 給付金 基本手当日額がありますので下記に表で表します。
離職時の年齢が30歳以上45歳未満の方
30歳以上の方がやや上限額が上がっているのが分かります。
支給を受けることができる期間
いつまで貰えるかも気になりますよね
給付金は教育訓練が修了するまで給付は受けることができます。
注意ポイント
基本手当(失業給付金)を教育訓練中に受けている場合は基本手当の終了後に受けれます。
給付金を受ける前にどの程度給付金があるのか確認することで、生活費などの計画も立てやすいと思います。
今回の記事は以上になります。